小輝日文

カメラ

動画撮影におけるカメラの種類としては、一眼レフカメラやビデオカメラなどを使用します。背景をぼかしたり、画角を変えたりして、ハイクオリティな映像を撮影したい方におすすめなのは一眼レフです。手軽に魅力的な画作りができます。一眼レフカメラはレンズもイメージセンサーも大きいため、背景ぼけを実現して雰囲気のある映像を撮影可能です。

背景ぼけのある動画は、コンパクトなボディに大きなレンズが付いたミラーレスカメラでも撮影は可能です。一眼レフに比べて軽量なため、女性や初心者にはミラーレスカメラもよいでしょう。名前のとおり映画やCMなどの撮影に使われるシネマカメラもハイクオリティで幻想的なシーンを撮影するのに向いていますが、うまく扱うには経験も必要です。

ビデオカメラは軽量コンパクトなモデルが多く、片手で簡単にピント合わせやズームなどが行える利便性も見逃せません。長時間の撮影にも対応しているため、長時間のイベントなども無理なくカメラに収められます。

レンズ

一眼レフやミラーレスカメラは、レンズを交換することによって異なる雰囲気の映像を撮影できます。最初のうちはズームレンズと単焦点レンズの2つを用意し、扱いに慣れてきたらほかのレンズも試してみてください。

ズームレンズを使えば、ズームイン・ズームアウトにより、撮影者が移動することなく広めの映像と寄りの映像が撮れます。単焦点レンズはぼかしのテクニックを使いたいときなどに多用されるレンズです。50mmの単焦点レンズが1つあれば、動画に変化を付けられます。

外部マイク

カメラの内蔵マイクだけでは十分ではない場合、例えば芝居やインタビューなどを撮影する際には外部マイクを用意したほうが音声をくっきりと録音できます。せっかく映像が美しくても、音声が貧弱だと動画の完成度が下がってしまいかねません。良質な動画作品を作るためには、ピンマイクなどをうまく使うのがポイントです。

カメラワークや画作りに必要な機材

カメラワークを快適にするには、スライダーなどの機材も必要です。また、暗い場所で撮影するなら、照明機材も揃えておきましょう。

機材の組み合わせも大切

撮影の現場では、機材の組み合わせも考慮しなければなりません。暗い場所で撮影するのにバッテリーライトの準備がなければ、どんなに高性能な一眼レフカメラを使用しても思ったような効果が得られないケースがあります。

また、カメラを動かして撮影するなら、三脚よりもジンバルを用意することが肝心です。ジンバルは手ブレ補正装置のことで、カメラを設置する回転台が付いています。様々な種類がありますので、撮影用のカメラに合うものを選んでください。