小輝日文

MVとは

MVはミュージックビデオの略称であり、楽曲の世界観を映像で表現しているのが特徴です。MVの中には楽曲の歌詞をそのままイメージにするのではなく、抽象的な手法を使ったものも少なくありません。中には映画顔負けの芸術的なMVもあり、ミュージシャンのイメージ作りに大きく貢献しているケースもあります。

PVとは

PVはプロモーションビデオの略称であり、販売促進や認知度を上げる目的として制作されます。楽曲のプロモーションに限らず、商品の販促にも使用され、ショートムービーの形式で制作されることも多いです。また多くの場合、曲のサビの部分が使用されるのも特徴です。

MVとPVの違い

MVとPVの大きな違いの一つは、動画の長さです。PVは15～60秒と限られた時間の中で使用されることが多いのに対し、MVには時間制限がありません。ほとんどのMVは楽曲の長さが動画の長さと同じです。

公開される媒体も、MVとPVとでは違いがあります。MVが音楽専門チャンネルや動画配信サイトなどで公開されることが多いのに対して、PVはテレビCMや公共の交通機関、街中の電子公告で流すことを目的に作られている点が大きく違います。楽曲や商品のプロモーションのために、画面にテロップが入るのもPVの特徴です。

必要なソフトやツール

MVを制作する際には、撮影機材のほかに音声などの素材と動画編集ソフトが必要です。これら以外にも表現したい映像によっては、撮影のためのツールとしてクレーンやレール、歩きながら撮影をする際に手ぶれを補正するためのジンバルなどを用意します。大掛かりな装置が必要になることも珍しくありません。

映像にCGやイラストを加える場合には、映像の編集を始める前に準備が必要です。収録した楽曲データや音声を合成するほか、撮影した映像の編集や加工のためにも使用します。

必要な撮影機材

MV制作で使われる基本的な撮影機材は、一般的な映像の撮影と同様にカメラとレンズ、三脚などです。MVの撮影で使われるカメラはミラーレスカメラが多く、特に手ぶれ補正機能に優れた機種がよく使用されています。

レンズは暗い場所でも明るい映像が撮れる開放F値の低いタイプが人気です。幻想的な雰囲気を高めたいのであれば、標準ズームレンズよりも単焦点レンズを使ったほうがより高い効果を得られます。
ピントが合わないときは、三脚を用意しておくと便利です。

小輝日文では使い勝手のよい三脚のほか、MV制作のための高品質なカメラなども数多く取り扱っておりますので、ぜひお役立てください。シンプルなタイプから高機能なものまで、幅広い品揃えの中からお選びいただけます。