小輝日文

PAとは？

「Public Address」の略称であり、日本語での意味は「公衆伝達」です。音を増幅させて広く行き渡らせるという目的を持つ装置のことです。

現場で音響・録音を担当するスタッフも「PAさん」と呼ばれるケースが多く、複数の装置全体を指してPAと読んだり、PAシステムと呼んだりします。

PAシステムを構成している機材

音声のインプットからアウトプットまでに使用される機材すべてが該当します。音を拾うための「マイク」、集約して調整する「ミキサー」、増幅する役割を果たすのが「アンプ」、そして音を出力するのが「スピーカー」です。機材それぞれが独立しているものや、2つの機能が一体になったものもあります。

すべて揃えようとするとかなりの費用がかかるため、イベントが開催されるたびにレンタルするのが一般的です。

初めての音響機材レンタルで最低限借りるべきもの

今まで一度も使用したことがない方でレンタルの利用をご検討中なら、以下の機材を揃えるのがおすすめです。

マイク

まず、音を拾うのに使用するマイクに関しては、無線タイプと有線タイプの2種類があります。無線マイクを使用するなら、本体と合わせて受信機も別途必要です。有線タイプを使う際には、専用のマイクスタンドも用意しなければなりません。

ミキサー

収録された音は、聴衆が聞きやすい音質や音量に調整します。ミキサーにはアナログとデジタルの主に2種類あります。入力する音声や使用する機材の種類や数、音楽関係であればディレイやリバーブなどのエフェクターが必要かどうかなど、目的や用途に合わせて選んでください。

アンプ

ミキサーによって調整された音はそのままでは出力が小さいので、スピーカーで再生させるためには音を増幅させなければなりません。種類としてはステレオパワーアンプのほかに、ハイインピーダンスアンプなどがあります。

スピーカー

最終段階となる音を拡声させる役割を担うのがスピーカーです。使用する状況や用途によっても異なりますが、基本的にメインとなるスピーカーと裏方などで聞くためのモニタースピーカーを使用します。

屋外イベントにおける電源の確保

公園や広い野外会場など、屋外のイベント会場では、電源の確保が何よりも重要です。イベントが開催されるのが屋内の会場の場合、家庭用のコンセント（100V15A）が2つあれば音響機材の使用に十分でしょう。しかし、イベント会場が屋外で、近くに建物や電源を供給する場所がない場合には、発電機などを用意する必要がありますので、機材と併せて手配が必要です。

よい音を会場に届けるためには機材選びも重要

どんなに素晴らしい奏者がイベントで楽器演奏を行っても、相応しい音響機材でなければ聴衆に向けてよい音を届けられません。会場にいる方全員に対して良質な音を届ける決め手となるのは、音響機材といっても過言ではありませんので、高品質の機材のレンタルをおすすめします。

レンタル業者であれば、メンテナンスが行き届いており、よい状態のものや最新の機器を使用することも可能です。

小輝日文ではオーディオ機材を豊富に取り揃えておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。